お久しぶりです。 いろいろととんでもない災難に見舞われまして、しばらくブログどころではありませんでした。まあ今でも完全には復旧できていないのですが。というか復旧できるのだろうか……。 とか嘆いてばかりでもしょーがないので、なんか書きます。 デュ…

歌鳥は小説・シナリオ等の執筆を生業としております。 お仕事のご依頼は常時受けつけております。ご要望の際は以下のまでご連絡お願いします。 songbird-x☆jcom.home.ne.jp（←☆を小文字の＠に変換してください） 版権もの、もので評価をいただいております。…

『ここにいない由佳里・１ 運命だからしょうがない』 本好きで人見知りの私。観察と絵が趣味の舞。何事にも積極的な由佳里。 三人は小さい頃からの友達だった。同じクラスになって、同じ塾に通って、たくさんの同じ時間を過ごして、同じ高校を目指して勉強し…

クライマックスの檻 若い男のコートの前を開くと、シャツが赤く染まっている。傷口を見るまでもなく、手遅れだとわかる。帽子の男は無言で立ち上がる。 『待てよ。俺を見捨てるのか』 若い男が、恨めしそうに帽子の男を見上げる。 帽子の男は、隠しポケット…