歌鳥のブログ『Title-Back』

歌鳥の小説やら感想やらなにやらのブログです。よしなに。

Hall of the mountain king

予告どおり、またまたカバーの話題……で、いいのかな?


『山の魔王の宮殿にて』。グリーグ組曲ペール・ギュント』の1曲です。どちらかといえば『朝の気分』http://www.youtube.com/watch?v=-rh8gMvzPw0 の方が有名ですが、私はこっちの方が好きです。
 中学か高校の時、音楽の授業で習いました。「クラシック? へー。ほー。ふーん」だった当時の私に、クラシックでも縦ノリできるんだということを教えてくれた曲です。
 当時から「同じフレーズを延々繰り返す曲」が好きだったんですね。徐々にスピードアップして盛り上がっていき、後半で爆発するところとか、大好きです。↑の動画でいうところの2:00あたり、微妙に変化するところとかもたまりません。
 初めて聞いてから現在に至るまで、クラシックではこの曲がいちばん好きです。
 というか、この曲はもうロックでいいと思ってます。ノリノリですし。時々ヘッドバンキングしながら聞いたりしますし。
 常々そう思っていました。この曲はロックである、と。


 さすがに「ヘヴィメタである」とまでは思ってませんでした。

 普段メタルは意識の外にあって、全然聴かないんですけど……こういうおいしい事実を見逃してしまうわけですね。まったくもってもったいない話です。
 大胆なアレンジを施して、完全にメタルとして成立してます。にも関わらず、随所に原曲へのリスペクトも見受けられます。メロディはほぼそのまんまだし、ちゃんと後半スピードアップしてるし、2:00あたりの微妙な変化も再現してるし。途中でちゃっかり『朝の気分』を挿入しちゃってるところもお茶目です。
 リッチー・ブラックモア、いろいろと面白いことやってる人のようですね。そのうち調べてみたいと思ってます。

 脇道にそれますが↑の動画、冒頭のグリーンスリーブスもなかなかすごいですね。アル中がどうとか言ってます?

 で、さらに↓こんなのもありまして。


 アポカリプティカ。もちろん全然知りませんでした。うぃきぺでぃあさんに頼ってみたら、なかなか衝撃的な文章が。

アポカリプティカ (Apocalyptica) はフィンランドヘヴィメタルバンド。チェリスト3人とドラマーの計4人から成る。

 いやー、世界って広いですね。

 ……とまあ、こんな感じで締めようと思ってたんですが。昨日、偶然TLにこんな情報が流れてきまして。

【動画】人間の欲を全て写し出した「世界一笑えない」3分間のアニメ

 この曲がぴったり似合ってました。悲しいくらいに。
『山の魔王の宮殿』ですか。魔王……うーん。

 カバー曲の話題、もう1回くらい続くかもです。