歌鳥のブログ『Title-Back』

歌鳥の小説やら感想やらなにやらのブログです。よしなに。

ヘヴィメタルと統計。

 W杯もいよいよ佳境に入ってきまして。
 実はブラジル関係の音楽ネタがひとつあったのですが、日本時間の今朝、ブラジルがあんなことになってしまいまして。完全にタイミングを逃してしまいました。くっ。
 で、なんか他のネタがあったかな……と思い出してみたら、↓こんなお話が出てきました。ちょっと前の記事ですが。

ヘビメタバンドの数と国の豊かさは驚くほど比例している

今回、彼は人口10万人あたりのへヴィメタルバンド数を調査しました。そうしたところ、「ヘヴィメタ」の発祥地ともいえる脱工業化した都市では影響力が乏しい一方、安全で生活水準が高く、裕福な国たち、特にスカンジナビアン地方での人気が高いことがわかったそう。

 メタルに関してはぜんぜん詳しくないのですが、北欧のメタルってあれですよね。いわゆるスラッシュメタルとかデスメタルとか、「あ゛あ゛あ゛~」みたいな、すべての母音に濁点がついてるみたいなやつですよね。

「国が豊かだとメタルが流行る」って、「風が吹けば桶屋が儲かる」くらいの結びつきのなさです。記事中ではいろいろと推測してますが、さて、実際にはどうなんでしょ。
“新しい経験へのオープンさ”といういのなら、べつにメタルに限らずとも良いわけで。例えばエレクトロニカは北欧で人気があるんでしょうか。そのへん比較してみないと、なんともいえません。

 単純に、「北欧の国は豊かで福祉も充実してます。それはそれとしてメタルも人気です」ってことじゃないんですかね。だって、中東のオイルマネーで潤ってる国は? どう考えてもメタル流行りそうにないですよ。
 ということで、結局のところ「統計って面白いよね。こんなこじつけもできるんですよ」っていうお話だと思います。あんまり面白い結論じゃないですが、世の中そんなもんです。

 ……でもエレクトロニカは北欧で人気ありそうだな。というか、北欧の風景が似合いそうだな。