歌鳥のブログ『Title-Back』

歌鳥の小説やら感想やらなにやらのブログです。よしなに。

イグデスマン&ジョー&……

 いくつか書きたいネタが溜まってしまいましたので、順番に消化していきます。

 以前、旧ブログでこんな文章を書きました。

 ……動画が半分消えちゃってますね。まあ著作権的にアレだから仕方ないんですが、とほほ。

 グロリア・ゲイナーの『I Will Survive』と、そのバリエーションについての記事です。いまになって読み返すと、動画がないとなんだかわかりませんね。こういう書き方はよろしくないと思いますが、それはさておき。
 で、先日YouTubeを適当に放浪していたところ、見覚えのある人たちに出くわしました。


 同じ『I Will Survive』の別アレンジです。モーツァルト色が濃くなっています。
 音楽だけでも充分笑えましたが、英語がわかるともっと面白いんでしょうね。辛うじて「我々のショー楽しんでいただけていますか? 楽しくない方はとっとと出て行け」的なことは理解できました。
 どうやら『I Will Survive』はこの2人の得意ネタのようで、また別の動画もありました。

 イグデスマン&ジョー。お世辞にもかっこいいとは言い難いヴァイオリニストと、謎の東洋人としか表現しようのないピアニストのコンビです。
 うぃきぺでぃあさんにちょっとだけ解説がありました。
 来日もしてるんですね。動画を見てるといろんな国を巡っているようで、どうやらかなりの人気者です。

 で……この2人の紹介をしたかったわけではなくてですね。
 ちょっとびっくりした動画があったのです。2人はそれぞれ個別にも動画を投稿してまして、ピアニストのジョーさんが自分で投稿したのが↓の動画。


 ビリー・ジョエルとの競演です。
 謎の東洋人としてではなく、1人のピアノ奏者として紹介されてます。冒頭のモーツァルト風『Uptown Girl』で笑いをとったりはしてますが、後半はビリーとのコラボで見事な腕前を披露してくれています。

「基礎ができてないと応用ができない」という、所ジョージさんの名言を思い出しました。
 音楽で笑いをとるって、よく考えると相当なことです。いくつかのジャンルをごたまぜにするネタは、それぞれのジャンルに精通していないと不可能です。
 一連のネタは、確かな実力に裏打ちされてのものなんですね。ただの冴えないおっさんと怪しい東洋人ではないのです。

 ほとんど応用だけで暮らしている歌鳥にとっては、いろいろと考えさせられる動画でした。本当にねえ、うん。基礎やってないとダメですよね、やっぱり……。あーあ。