歌鳥のブログ『Title-Back』

歌鳥の小説やら感想やらなにやらのブログです。よしなに。

青い影

ゼブラ様に動画の貼りかたを教わりましたので、練習がてらまた音楽のお話を。

 ずーっと以前の『タモリ倶楽部』にて。ゲストのみうらじゅんさんが「笑わせるつもりがないのに、なぜか笑えるPV」と、この動画を紹介していました。


 ……今度は貼れてるでしょうか。まさか専用のボタンがあるとは、盲点だったわ。

 ビージーズの『Stayin' Alive』。映画『サタデー・ナイト・フィーバー』で超有名な曲です。
 みうらじゅんさんのおっしゃる通り、なんか笑えます。真面目なPVなのに。廃墟の影から顔を出す場面とか、廃線の車両にただ座ってるカットとか、どうにも説明の難しい笑いがこみあげてきます。
 有名な曲なのに、映画もあんなにヒットしたのに。どうしてPVはこうなっちゃったんでしょう。と、歌鳥には深い印象が刻みこまれました。

 で、最近。
 上記PVに匹敵する、いえ、もしかするとそれ以上に笑えるPVを発見しました。

 プロコル・ハルム Procol Harum の『A Whiter Shade Of Pale』、邦題『青い影』。
『Stayin' Alive』ほどではないですが、これも超有名な曲です。1967年のヒットで、ウィキペディアさんによれば“ビートルズより売れた”とかなんとか。冒頭のキーボードのフレーズは特に有名ですね。
 で……この曲のPVが↓これなんですが。


 ……どうしてこうなった。

 えー、そもそもPV、プロモーションビデオというのは、文字通り“プロモーションのためのビデオ”だったそうで。レコード会社とかテレビ局とかに「こんなバンドがいるんですけど、どないでしょ」と紹介するために作られたものだそうです。
 この『青い影』のPVも、そんな目的だったのでしょう。見るからに予算使われてないし、芸術性を追求したわけでもなさそうだし。
 でも……バンドの紹介に、なってますかね。
 むしろマイナスのイメージしか残らないような。お姉さんのお尻追いかけてる場面とか、どんな意図があったんでしょうか。まったくもって意味不明です。

 笑わせようとしてる、わけではない……と、思います。