12 O'Clock
またまたしばらく間が空いてしまいました。ちょっとした情報を仕入れたので、覚え書きがわりに。
静寂の中、時を刻む美しい彫刻が死者を取り囲むヨーロッパで最大の墓地「モニュメンタル・ド・スタリエノ墓地」
(ここのサイトは情報が断片的で読みづらく、あまり好きじゃないんですが、困ったことに面白そうなテーマを頻繁に取り上げてくれます。困ったもんです)
記事の内容も写真も興味深いものでしたが、最後にいきなりヴァンゲリスの名前が出てきて面食らいました。
公式のPV作ってたんだ……。ぜんぜん知りませんでした。
『天国と地獄』、アルバムでは(間にはさまってる1曲を除いて)「パート1」と「パート2」にトラックが分かれているだけで、楽章ごとのタイトルがわかりません。この「12 O'Clock」というタイトルも、今日はじめてはっきり認識した次第でして。年中聞いてるのになんにも知らないな、俺。
ともかく、この「12 O'Clock」はアルバムの中でいちばん印象的な曲です。
お昼を告げるチャイム……ではなく、たぶん弔いの鐘なんでしょうね。不定期に鳴る鐘の音が主旋律に同調するところでゾクゾクします。女性の嘆きのようなボーカル、『Rachel's Song』とあわせてメーテルっぽいなーとか。
で、今日になってはじめてPVを見たわけですが。
やっぱり弔いの場面なんだなー、というのはさておき……なんともすさまじいロケ地を選んだものです。ロケーションと天候だけで、もう勝利したも同然でしょう。それに加えて、あの女優さんの衣装と演技ですから。完敗です。
まるでボーカルと合わせる気のない口パクが気になります。といっても、ボーカルの方は「ん~」「あ~」しか言ってないわけですが……。喪服の女性は、死者になにを語りかけようとしているんでしょう。
普段聞き流してる曲も、もうちょっと突っこんで調べた方がいいんですかね。でもヴァンゲリスだけで200曲以上あるんだよなー。