歌鳥のブログ『Title-Back』

歌鳥の小説やら感想やらなにやらのブログです。よしなに。

【幻の景色(かげのいろ)】おまけみたいなあとがき

 過去作、のあとがきです。
 ここだけ読んでもわけわかりませんので、どうぞ本編(http://blogs.yahoo.co.jp/songbird_i/36433215.html)からお読み下さい。



 さて。
 ずいぶん前に書いたお話です。いやー文章が若いな。
 テキスト内に日付とか書いてないし、ファイルもコピーとかしまくってて作成日時とかあてにならないので、いつ書いたのかははっきりしません。が、小説書き始めてそんなにたってない頃だったと思います。二十代半ばとか、そのくらい? つまりえーと、二、三年前ですね(すっとぼけ)。
 いろいろ資料集めたりとかして、苦労して書いたのを覚えてます。個人的にも思い出深い、懐かしいお話です。

 で、そんな古いお話をなんで引っ張りだしてきたかといいますと。
 ちょっと時間がたってしまいましたが、例のクソみたいな法案が通ったからです。

 戦争をしないための法案だ、と、どこぞの総理は言ってますが。
 よそさまの揉め事に首つっこんで、反感買わないはずがありません。戦争やテロにまきこまれる確率は格段にアップします。
 ……と、そんなようなことは、もうあっちこっちで散々語られていまして、今更私がどうこう言っても仕方ないんですけど。にもかかわらず法案通っちゃったし。

 で、このお話をアップしたわけです。
 どーしても戦争やりたくてしかたない人たちに「こんなんだけど、いいの?」と問いかけるには、こういう作業を地道に続けるしかない――と、そう思ったのです。
 こういう作業、というのはつまり、「このお話をブログに掲載する」ことであり、同時に「作中でかりんがやってるみたいな作業」のことでもあります。

 ……バカみたいに単純な、当たり前のことなんですけどね。この長いお話で訴えてるのは。

 まあ、それはともかく。
 改めて読み返してみると、やってること今とあんまり変わってないですね。本好きの女の子と、絵の得意な女の子。うわあ、どうしようぜんぜん成長してない。
 かえって劣化してる気がしないでもないです。この最後の文章なんて、いま書けるかな……。
 自分で言うのもなんですが、よく書けてると思います。うん。