歌鳥のブログ『Title-Back』

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【音楽】The other side of summer/Elvis Costello

 トップの記事が広告だとなんかアレなので、なんか書きます。



 エルヴィス・コステロ。好きになるのにすごく時間がかかった人です。
 高校時代、最初に買ったアルバムはすぐ売ってしまいました。次にベスト盤を買ったら、時々思い出した時に聴くだけで、あとは放置するようになりました。
 数年前、音楽をiTunesで聴くようになって、ベスト盤をランダム再生で流しっぱなしにしました。で、ある時急に「あれ? 俺この人好きかも」と思うようになりました。

 最初にアルバムを買ったのも、ベスト盤を買ったのも、その後思い出したように聴くようになったのも、すべてのきっかけは↑の曲でした。
 コステロにしては例外的にキャッチーな、実にわかりやすい曲です。一度聴いただけで好きになりました。早口すぎてカラオケでは歌えませんが……。最初のベースと骨太のボーカル、サビの美しいコーラス、最後フェードアウトしてゆくピアノ。他の曲がとっつきづらいのと対照的に、強い印象が残りました。
 難解な歌詞も印象的でした。ちょっと和訳が見あたらなかったのですが。


 さて。↑の歌詞の途中、2箇所ほどリンクがありますね。
 なんじゃこりゃ、と思ってクリックしたところ……ああ、そっか。なるほどそういうこと。
 この歳になってはじめて気がつきました。ピンクフロイドはともかく、イマジンはすぐにピンとくるべきでした。ああ情けない。
 気になってちょっと検索かけてみたところ、えっと……今ちょっと見あたらないんですが、とある日本のブログに「デヴィッド・ボウイやマドンナについて触れられている箇所がある」という記述を見つけました。
 こ、これはさらに情けない。DBは日常的に聴いているアーティストです。それに気づかないなんて。
 えっと……マドンナは“ポップの女王”で合ってますよね。その前の部分もあわせて考えると、ボウイは“The rabid rebel dogs”かな? 『Rebel Rebel』と『Diamond Dogs』って曲がありますし。シャンプーショップがよくわかんないけど。
 で……結局やっぱり歌詞の意味は不明です。PVもあわせて、いろいろ矛盾をはらんでいるのはわかるんですけど。
 道端で立ちつくしている狂人はなにが言いたいんでしょうか。誕生日になにがあったんでしょうか。うーん。いろいろ気になる曲です。

 この曲は今でも大のお気に入りですが、最近になってようやく、他の曲もいいと思えるようになりました。時々ネットラジオで流れてくると「おっ」と思います。
 やっぱりバラードがわかりやすいかな。『London's Brilliant Parade』とか『My Dark Life』が好き。ちょっとうまく表現しづらい、不思議な魅力のある人です。